アパタイト
 悪夢のメルマガ〜堕ちた妹は還れない〜
悪夢のメルマガ〜堕ちた妹は還れない〜
販売価格1,540円(税込み)
対応OS WIN XP/Vista/7 動作環境 PentiumV 800MHz以上 512MB以上
容量 402MB 受理番号  
ボイス あり アニメ なし
原画 ホルモン恋次郎
シナリオ 姫川広明
声優 笹塚真琴
商品概要
「お帰りなさい、お兄ちゃん」

数年ぶりの帰郷。
最初に俺を迎えてくれたのは、妹の“那奈(なな)”だった。

妹と分かってるのに、すっかり女性らしくなった那奈に、ドキドキが収まらない。
俺が出立する時は、お世辞にも女らしいとはいえなかった。
なのに、今は……。

「なにを考えてるんだ俺は……妹だぞ?」

深夜。
部屋の外からドアの音が聞こえた。
すぐに足音が聞こえてきた事から、おそらく那奈が部屋から出てきたんだろう。

「起きてたのか」

ちょうどいい。
まだ起きてるなら、少しばかり話をしようか。

トイレか、飲み物を飲みに出たと思ったのだが……。
那奈は、意外な所に居た。

「那奈、こんな時間にどこへ行く?」

「えっ……。えっと〜……ちょっとコンビニまで、お買いもの……行きたいかなと、思ってるんだけど……」

「今日じゃないとダメなのか? 明日の朝、早く起きていけばいいんじゃないのか? それとも、今日限定のなにかがあるのか? それなら、俺も一緒についていってやる」

「えと……あ、あの……あのね……そ、それはダメっていうか。そのお兄ちゃんは待ってて欲しいかなって……」

俺はどこか安心してしまった。
変わったのは身体つきだけで、中身は以前と変わらない。
少し気弱な妹のままだ。

「――那奈、もう1つだけ約束してくれ。父さんや母さんに、心配かけさせるようなことはしない、と」

「お兄ちゃん……。うん、分かった。それじゃ行ってきます。ありがとう、お兄ちゃん。そして、ごめんなさい……」

それから数週間。
たびたび夜に出かけていく那奈。
だが、今のところ咎める気はない。
その気は、無かった・・・。

そんな俺に、あの悪夢の始まりを告げるメールが届く・・・。
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