CLOCK UP
 ノーブレスオブリージュ
ノーブレスオブリージュ
販売価格3,080円(税込み)
対応OS WIN 2000/XP/Vista/7 動作環境 PentiumV 1GHz以上 256MB以上
容量 1680MB 受理番号  
ボイス あり アニメ なし
原画 かみやまねき
シナリオ ヒポポ☆タ☆マス
声優 かわしまりの、一色ヒカル、戸沼ゆず、北都南
商品概要
時は近未来。
今よりもほんの少し科学が進歩し、人々の生活を便利にしている世界。

しかし一方で、少子化・高齢化が進み、核家族化に拍車がかかり、人と人との触れ合いも希薄となって、人々の心は荒んでいた。

そんな中、世界中でとある職業が注目されつつあった。

メイド・サーヴァント。

一部の趣味人達には「メイドさん」と呼称される、いわゆる「召使い」である。

とはいえ、メイドさんが人々にとって従順なしもべであったのも、既に遠い昔の事。

例えば、今や世界中の人々にとって、メイドさんをパートナーに持つ事は、社会的成功を意味する一つのアイデンティティー。

実際、世界に名だたる著名人は男女を問うことなく、必ずと言って良いほどに、有能なメイドさんが仕えており、逆に有能なメイドを雇ったからこそ、彼らが成功を収めたと言われるほどである。

『ノーブレス・オブリージュ』。

古い時代より掲げられる思想(ことば)を冠するその「団体」は、そんな世界の風潮にいち早く目をつけ、他のだれよりも先に「メイド人材派遣」を主たる業務と掲げ、

特にその存在を世界中に知らしめたのが、『ノーブレス・オブリージュ』に所属していたメイド・サーヴァントが、たった一杯の紅茶で大国間の諍いを収め、結果的に世界大戦を未然に防いだとまで言われた――いわゆる『琥珀色の奇跡』である。

まことしやかに囁かれるその『伝説』によって、『ノーブレス・オブリージュ』の名は瞬く間に世界中へと知れ渡り、今では世界中の国々に支部を持つ程の「組織」に成長していた。

ゆえに、いつしか『ノーブレス・オブリージュ』に所属しているメイド・サーヴァントという肩書きは、他のどのような資格よりも重宝されるようになっていた。

加えて、『ノーブレス・オブリージュ』のメイド・サーヴァントにはランク付けがされており、それが高ければ高いほど、より破格の待遇で世界中何処ででも諸手で迎え入れられるのが既に世界的な常識(ルール)でもあった。

だからこそ、今では世界中の女性が、『ノーブレス・オブリージュ』のメイド・サーヴァントになるべく、自己研鑽に励んでいる。

更に『ノーブレス・オブリージュ』のメイド・サーヴァントになってからも、更に上のランクを目指すために、女性達の自己研鑽の日々は終わらない。

『ノーブレス・オブリージュ』のメイド・サーヴァント。

それは全女性の憧れの職業であり、メイド・サーヴァントが側にいる生活こそが一流のステイタス。

これは、そんな世界でのお話。


主人公「冴木 煌司(さえき こうじ)」は、先に他界した祖父母のいいつけをまもって末は一角の人物になる事を目標に日々を過ごしている。
せめて、『ノーブレス・オブリージュ』のメイド・サーヴァントをパートナーに出来るくらいの『男』になれば、祖父母への孝行にもなり、草葉の陰で喜んでくれるだろうと漠然と考えていた煌司の前に、ある日突然、当の『ノーブレス・オブリージュ』のメイド・サーヴァントが現われた。

祖父母からの極秘の依頼によって『ノーブレス・オブリージュ』から派遣されてきたというメイド・サーヴァントは「天川 遊莉亜(てんかわ ゆりあ)」と名乗った。

彼女が言うには、亡き祖母が某国の王族の遠縁に辺り、孫である煌司にもその血が受け継がれているらしい。
加えて、現在、その某国では王位継承争いが勃発しており、そんな中で新たな王位継承権を持っている事が発覚した煌司に、身の危険が迫っていると言う。

『ノーブレス・オブリージュ』のメイド・サーヴァントとして、そのような不遜の輩の思い通りにさせるつもりはないと、強引に煌司のパートナーに収まってしまう遊莉亜。
彼女と共に過ごす日々は、確実に煌司を変えていき、またそれに伴い、彼を取り巻く環境も、これまでとは違った顔を見せ始める……。

更に、遊莉亜の後を追って現われるもう1人の『ノーブレス・オブリージュ』に所属するメイド・サーヴァント『霧乃 依莉沙(きりの えりさ)』。
『ノーブレス・オブリージュ』のメイド・サーヴァントになる事を夢見て、彼女達に師事する幼なじみ『綾瀬 絢奈(あやせ あやな)』。
挙げ句、煌司が暮らすアパートの管理人『柊 ゆかり(ひいらぎ ゆかり)』までもが、過去に『ノーブレス・オブリージュ』のメイド・サーヴァントであった事を匂わせ始め――。

そこに煌司の悪友達や、アパートの住人達も加わっての、騒々しくも楽しい日々が繰り広げられてゆく。

そんな日々の先に、煌司はどう現在(せかい)を変え、どのような未来を手に入れるのか――。
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